スペインの生活基礎情報(2) どうやって家(ピソ)を探せばいいの?

スペイン暮らしTIPS

 スペインでの安全で快適な暮らしをスタートするうえで、最も大切なのが家(住宅、ピソ:日本でいうところのマンション)探しですね。会社などで前任の方がいらっしゃる場合は、その方が退去した後、入れ替わりで入居できれば安心ですが、前任者のいない場合や留学の場合などは、そういう訳にいきませんよね。我が家もそうでした。ですので、ゼロからのスタートで、夫が結構、苦労していたことを想い出します。

日本人家族が多く住む地区や安全度の高いエリアを探す

 一番いいのは、ツテをたどって、スペインで暮らしていたことのある方に聞くこと。渡航前にスペイン語を勉強されている方なら、教えてもらっている先生か、先生のスペインにいる友人の方に聞いてもらうのも良いでしょう。ネットで調べていると、十年以上前にスペインでは横行していた「首絞め強盗」などの情報が出ていて、情報を集めれば集めるほど不安になって、渡航直前には「もう行きたくない!」という状態にまでなっていました。状況は刻々と変わりますので、できるだけ新しい情報を集めることをお勧めします。

 私が暮らしていたマドリッドでは、メトロ(地下鉄)2番線(赤ライン)のGOYA駅周辺が日本人のご家族に人気でした。この辺りは、百貨店エル・コルテ・イングレスをはじめ、家電量販店やスーパーなど充実、ちょっと歩けばレティ―ロ公園やお洒落なショッピングエリアにも行けて、治安も悪く無い、とても素敵なエリア。その分、家賃もちょっと高めかも。ほかに、人気エリアとしては、小・中学校のお子さんがいらっしゃる方は日本人学校の近く、マハダオンダ(Majadahonda)辺りも人気でした。
この他、地下鉄1番線のビルバオ駅や2番線のケベド、カナル辺り、4番線のアルゲジェス辺りも人気があったように思います。ただし、私の渡航当時は、「アトーチャ駅より南の方は治安があまりよくないのでお勧めしない」と言われていました。
 マドリッドのメトロ(地下鉄)はとっても便利ですし、夜でも、駅やホームの照明も明るくしてあって安心して乗れました。メトロの路線図を眺め、勤務先や学校との位置関係もみながら、どのエリアがいいか、色々とイメージしてみるのもいいかと思います。
参考:マドリッドのメトロの路線図はこちら

渡航3か月前くらいからネットで情報収集、相場感をつかむ

 準備は早いにこしたことはありませんが、あまり早すぎても、ネットで見ていた賃貸住宅のほとんどが渡航時には「賃貸済」となってしまうこともありますので、渡航3か月前くらいから、ネットで情報収集をはじめ、少しづつ家賃の相場感などをつかむといいかと思います。
 ネットでの情報収集のやり方ですが、スペインの場合、英語で情報発信してくれているところは少ないですが、Google翻訳などを使えば、大体の内容は把握できますので大丈夫かと思います。現地に住んでいたことのある人から教えてもらった人気の住宅情報サイトは「Idealista」。私も活用させて頂きました。借りたいと思た家やピソの現地見学もこのサイトからメッセージで申し込めるので、とっても便利でした。
参考:スペイン住宅情報サイト「Idealista」こちら。

現地到着から2週間~数か月はアパートメントホテル暮らしを覚悟

 早く家探しを終えて落ち着きたい、という気持ちは分かりますが、不慣れな土地で生活をすることになる訳ですから、借りようとする住居の周辺環境や最寄り駅からの通勤・通学ルートの様子、特に、治安の良さやスーパーなどがどうか、できれば昼と夜の様子も、チェックされることをお勧めします。
 家探しをして実際に入居できるまでには、思っている以上に時間がかかってしまいます。私の家族は、夫の仕事の都合で、住居探しに時間が取れなかったので、渡航から2週間ほどでピソを決めましたが、かなりハードでした。渡航3日後には住宅探しと下見をスタートし、10軒程度、実際の物件を見せてもらい、これかなぁと思った物件候補の周辺環境やスーパーなどを、昼と夜に見にまわって決めました。それでも、2週間はかかりました。1か月~数か月かけて家を探している人も多いようです。
 ですので、家探しにはある程度、時間がかかるものだと考えて、渡航後家が決まるまでの間の宿をどうするかも併せて準備しておく必要があります。サービスアパートメントや短期滞在可能なアパートメントを予約する人も多いようです。会社や学校の近くとか、予めネットで目星をつけたエリア・物件の近くで予約できると、なにかと便利かもしれませんね。

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